どうもハヤキンです!実は僕、何気に7年ほどクラブでDJをしておりました。
現在はたまに自宅で機材をいじる程度ですが、変わらずクラブミュージックは大好で、1人で都内のクラブに遊びに行くほどです。
今はコロナの影響でクラブにはいけないのであれですが、2019年の2月から渋谷のSOUND MUSEUM VISION(かなり大きなクラブ)でスタートし、毎週土曜日に開催しているEdge Houseというイベントがスゴく好きで、今年の1月までほぼ月1で通っていました。(2020年から第1.第3金曜日開催、もちろん現在はコロナの影響でやっていない)
そのEdge HouseというイベントはEDCやULTRAなどのビッグフェスに多数出演しているDJ DARUMA&JOMMYという2人がレジデントを務めていて、常に最新のダンスミュージックがかかっており、現在のクラブミュージックの最先端が体感できるイベントなんです。
そんな最先端のダンスミュージックを1年間浴び続け、すっかりくらってしまったので、皆さんにもTech Houseの素晴らしさをお伝えしたいと思います。
・Tech House(テックハウス)とは?
Tech HouseとはWikipediaではハウスとテクノの中間と記載されていますが、Edge HouseレジデントのDJ DARUMAはweb記事のインタビューで『便宜上テックハウスと言ってるだけで、実際はもっと新しいサウンドのような気がします』と話しており、古くから定義されているTech Houseとは別物の音楽と認識していいようです。
個人的に感じたTech Houseの特徴としては
・音数が少なめ
・EDMのような分かりやすいブレイク(サビ)があるわけではない
・クラブ等で大音量で聴くと最高
・縦ノリではなく横ノリなので疲れにくく、長時間ユラユラと踊っていられる
・1曲でバンと盛り上がると言うよりは、複数曲のグルーヴを楽しむ感じ
・ハマってずっと聞いていても飽きがこない
・なんかオシャレ
・クラブミュージックのダウンロードサイトで1番有名なBeatportのランキングにTech Houseが多数ランキングしており、間違いなく今以上に流行る
おすすめTech House10選
FISHER Losing it
一番最初におすすめしたいのはこの曲。オーストラリア出身のDJ、FISHERの「Losing it」グラミー賞の最優秀ダンスレコード部門にノミネートされるなど、とにかくplayされまくっている1曲です。
ちなみに曲の構成は思いっきりTech Houseですが、EDM好きにはお馴染みの超ビッグフェスTomorrowlandの2018年度の全ステージで一番playされた曲がこのLosing itらしいです。
Rebuke The Pipe
先日2月に行われたEdge Houseの1周年で待望の初来日を果たしたアイルランド出身のDJ、Rebukeからはこの1曲。ベース強めでRebukeの代名詞であるガラガラした音がやみつきになります。この曲が入ったEP ”Jamp Ship”は前述のFISHERやDiploも絶賛していました。
Solardo On The Corner
Tech Houseシーンの雄、King Of Tech Houseという言葉がしっくりくるUK出身のデュオ、Solardoからはこの1曲。個人的にはTech Houseってこんな感じ!って説明するのにマストな曲だと思っています。Solardoは自身のレーベルSOLAを運営しており、良質なTech Houseをどんどんリリースしています。「Tech House結構気に入ったけど曲をどう探していけばいいか分からない」という人はとりあえずこのSOLAからリリースされる楽曲をチェックしていけば間違いないと思います。下記のSpotifyのリンクに写っていると思いますがカラフルな太陽?みたいなレーベルロゴがメチャかっこいいです!Tシャツ欲しい笑
Noizu No more
block.FMのEdge House RadioでDJ DARUMAさんが紹介していて、聞いた瞬間稲妻が走った1曲。Noizuは現在多数のヒット曲を出していますが、まずはこの曲から聞いて欲しいです。
Mercer Your Love
EDMとか好きでFuture House とかも聞いてたよ!って人はMercerは多分馴染みがあるのではないでしょうか?MercerはDj Snake、Malaa、Mercer、Tchamiで構成されるPardon My Frenchのクルーで、EDMの名門Spinnin’Records等からリリースを重ねています。彼が提唱する”Neo Disco”というFrench Touch、Disco Houseを今のトレンドを融合させたサウンドはTech Houseとはちょっと違いますが、Tech Houseとの親和性も高く、特にこのYour Loveはとても聴きやすい楽曲になっています。
Mat.Joe Night & Day
本拠地ベルリンをはじめヨーロッパを中心に活動しながらも、世界に向けてヨーロッパ発のモダンハウスを牽引しているDJデュオ、Mat.Joe。現在多数あるフロアアンセムの中からこの曲をチョイス。2000年初頭に大ヒットしたWayne Wonder ”No Letting Go”ネタで、アラサーで若い頃よくクラブで遊んでた人、カーステでレゲエのコンピレーションCD聞いてたよって人はきっと反応してくれるはず!笑
Leftwing:Kody I Feel it
Sola、Relife、Toolroom等、今のTech Houseシーンを代表するレーベルからリリースを重ねているUK出身のプロデューサーLeftwing:Kodyが贈る泣きの美メロハウスチューン。House Nation系のキラキラハウスや昔のKaskadeが好きな人にはドツボな1曲!
Hannnah Wants Haw We You
こちらもUK出身のフィメールDJ、Hannnah Wontsの2019年のヒットチューン。BasslineやGarageシーンで育った彼女らしくBassが聞いていますがフィメールDJらしい繊細さを持ち合わせた1曲
Eli Brown Takin’ Over
Solaldoとの共作”XTC”の大ヒットも記憶に新しいEli Brown。リリースするたびフロアアンセムになり沢山のヒット曲がありますが個人的にあえてこの曲をセレクト。実際にEdge Houseのメインフロアで聴いてウネウネしたシンセの音に完全にやられ「やっぱテックハウスイイわ〜」って幸せになった曲!笑 Eli Brownの曲は他にも沢山あるので後日紹介しますね!
Will Easton Technic
最後に紹介するのはこの曲。僕がTech Houseを知るきっかけになった曲であり、1番食らった曲がこのTechnicです。2018年3月にSolardoのSolaからリリースされたこの曲はDJ DARUMAさんもJOMMYさんもリリースとほぼ同時にinstagramやインタビューなどで言及しており、現在の日本のTech Houseシーンにおいてこの曲は重要なキーになっているのは間違いありません。この衝撃的な新しい”何か”を是非下のSpotifyの再生ボタンをクリックし体感してみて下さい!
終わりに
まだまだ紹介したい曲は沢山あるのですが、今回はEdge Houseに通ったり自分で曲を掘ったりしてきて個人的にTech Houseの入り口として丁度良いのかな?と感じた10曲をピックアップさせて頂きました。これをきっかけにTech Houseにハマってくれたらすごく嬉しいです!また後日Edge Houseのメインフロアでよくかかるヒットチューン等紹介していきたいと思います。